解説

1993年に日本テレビ系列で放送され、「事件」よりも「人間」に焦点を当てた人情系刑事ドラマ。日本テレビの顔とも言える、金曜夜8時枠で放送される刑事ドラマの最後の作品となった。

あらすじ

近代化と下町の人情、異質なもの同士が混じりあう隅田川周辺。そこを管轄にしている隅田川警察署に、時代錯誤なくらい強烈な個性をもった一人の刑事と仲間たちがいた。矢口万作(松方弘樹)、昔気質の刑事で内に秘めたエネルギーと、気骨溢れる魅力で刑事仲間たちを束ねていた。喜怒哀楽が溢れる街で発生する、想像も付かない犯罪に今日も矢口たちは立ち向かっていく。