伊賀忍法帖
解説
奈良の大仏炎上シーンだけで1億5千万を投じて制作された超大作。監督は「戦国自衛隊」の斉藤光正。脚本は「太陽にほえろ!」等の小川英。撮影は「鬼龍院花子の生涯」の森田富士郎。衣装デザインは世界のコシノジュンコ。
あらすじ
戦国争乱の世、下剋上の機運に乗じた梟雄(きょうゆう)の1人に、松永弾正がいた。物語は、弾正が主家三好氏の美姫右京太夫をわがものにせんと企み、5人の妖術僧に命じ、媚薬を作るのに必要な美女を狩りだすところから始まる。この陰謀を弾正に吹き込んだのは、果心居士。妖術僧たちの後ろ楯でもある正体不明の人物で、その悪魔的な術には当代随一の剣客柳生新左衛門もただ金縛りになるだけであった。妖術僧たちの美女狩りの標的は、伊賀の忍者・笛吹城太郎の恋人・篝火(かがりび)に向けられた。
キャスト
真田広之、渡辺典子、千葉真一、中尾彬、成田三樹夫、美保純、風祭ゆき、ストロング小林、福本清三、佐藤蛾次郎、浜田晃、ほか
制作年
1982年