麻雀放浪記
解説
原作は、阿佐田哲也の同名小説。最初の麻雀小説として昭和39年に発表されて以来、圧倒的に支持され、今日に読み継がれている。角川文庫の収録作品の中でも、わずか10ヵ月という最短期間で百万部に達したベストセラー。
あらすじ
ボスと、手下と、敵と、この三つの人間関係しかないギャンブラーの世界。そこに友情を求め、愛を賭け、小さくても独立国であることを望んだ少年がいた。その名は「坊や哲」。― 「麻雀放浪記」は、敗戦直後の東京の片隅でひたすら麻雀を打ち続け、さまざまな勝負師との出会いでもう一つの人生を学んでいく若者の物語。いわば、アウトロー社会を舞台とした青春期である。
キャスト
真田広之、鹿賀丈史、大竹しのぶ、加賀まりこ、高品格、名古屋章、加藤健一、ほか
制作年
1984年