解説

男に残った愛妻への不信感。会社社長が闘病中の妻と再会を約束していた男性に会いに行くことに。

あらすじ

会社社長の和樹(大杉漣)は、末期ガンで入院中の妻・冴子(風吹ジュン)の手帳から、「直彦」という男性と京都での再会を約束したメモを発見する。しかも自分との結婚直前の10年前に約束したものらしい。複雑な心境の和樹は、冴子の友人・久仁枝(藤真利子)にだけメモの件を話し、冴子に黙って京都へ向かった。だが待ち合わせの寺に現れたのは直彦の義妹・由喜子(寺島しのぶ)で、直彦はすでに亡くなったという・・・。