ハラスのいた日々
解説
第七回新田次郎文学賞を受賞した作家・中野孝次の同名小説を映画化。TVドラマ化もされ、当時22%という高視聴率を記録している。子供のいない中年夫婦が子犬を飼い始めてから、十年以上にわたる柴犬との愛情を描いた感動作。
あらすじ
大学でドイツ文学を教えていた徳田健次(加藤剛)は、妻の晶子(十朱幸代)と一軒家への引っ越し祝いとして、子犬をプレゼントされる。ドイツ・シェパードに多い「ハラス」と名付けられ、落ち着きがなく鳴きわめく愛犬だったが、子供がいない健次と晶子にとっては我が子のように可愛い。だがハラスが十二歳を迎えた時、事件が起こる。旅先でハラスがいなくなったのだ。捜索しても見つからず、狼狽える健次夫妻だったが・・・。
キャスト
出演:加藤剛、十朱幸代、益岡徹、日下由美、相楽晴子、有森也実、中田喜子、東野英治郎 ほか
制作年
1989年公開作品