いちげんさん
解説
原作は1996年のすばる文学賞を受賞した、スイス出身の「ガイジン」デビット・ゾペティによる『いちげんさん』。ヒロインは、これが引退作となった鈴木保奈美。古都・京都を舞台に描かれた、「いちげんさん」である「ガイジン」と日本女性との愛と別離。
あらすじ
京都をこよなく愛し、京都の大学で日本文学を学んでいたスイス人留学生の「いちげんさん」である「僕」(エドワード・アタートン)。だが町で「ガイジン」扱いされるのにウンザリした「僕」は、目の不自由な女性・京子(鈴木保奈美)のために、本を読む対面朗読の仕事を引き受けることにした。次第に打ち解け、互いに惹かれはじめた「僕」と京子。この甘美な関係がずっと続いていくことを願っていた二人だったが・・・。
キャスト
【出演】:エドワード・アタートン、鈴木保奈美、中田喜子、渡辺哲、藤田宗久、塩屋俊、蟹江敬三 ほか
制作年
2000年公開作品