火の鳥 鳳凰編
解説
宇宙の摂理の元で精一杯生きる生物たちの賛歌を、壮大な視点から高らかに謳いあげた手塚治虫のライフワーク「火の鳥」。<鳳凰編>は、大仏建立という歴史的事業が行われた奈良時代に生きた、2人の彫物師の数奇な運命を描いている。
あらすじ
村を追われ、盗賊の頭となって略奪の限りを尽くして暴れ回っていた我王。だが思い違いから、誤って自分の妻を殺めてしまう。心の痛みに打ちひしがれた我王は、ノミ一本を手に放浪の旅に出、無我夢中で仏像を彫り続けた。一方、その我王に過去、右腕を斬られた彫物師・茜丸はケガも回復し、鳳凰を求める旅を続けていた。やがて運命の悪戯によって2人は引き合わされ、天皇へ献上する彫り物を巡って腕を競い合うことに・・・。
キャスト
【声の出演】:堀勝之祐(我王)、古川登志夫(茜丸)、小山茉美(ブチ)、麻上洋子(速魚)、池田昌子(火の鳥) ほか
制作年
1986年公開作品