解説

鈴木貞美の同名小説を映像化した、脚本家・荒井晴彦の初監督作品。複雑な過去を持ち、やるせなくも、みっともない全共闘世代の中年男女4人の自己を端正なタッチで綴る大人の愛と官能の世界。

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あらすじ

人気のない小さな町。友人夫婦の留守を預かる関谷善彦(柄本明)のもとに、やはり夫婦の友人である麗子(永島暎子)がやってくる。初対面の二人の、とりとめのない会話は、やがて留守にしている岡本良介(奥田瑛二)と綾(かたせ梨乃)夫婦に及び、次第に四人の複雑な関係が顕わになってくる・・・。そうした中、夫婦関係を修復しようとニューヨークで新生活を始めた綾が、突然一人で帰ってきた・・・。 [R-15]指定相当作品