横溝正史シリーズ 悪霊島(片岡鶴太郎主演)
解説
片岡鶴太郎が金田一耕助を演じ、横溝正史の原作をドラマ化していくシリーズ。第2弾は、瀬戸内の海に浮かぶ刑部島を舞台とし、二十余年にわたる恐ろしい執念と情欲の惨劇に金田一が挑む「悪霊島」。
あらすじ
夏祭りを前にした、瀬戸内の孤島刑部島に向かう連絡船の中で、金田一耕助は、父母をなくしたという若い娘・五十子と知り合う。ひとりで島に向かう五十子には何かわけがありそうだった。島が近づく頃、船は海に漂う男を救いあげる。虫の息の男は、「あの島は悪霊島だ、死んだ子供が生きている、鵺の無く夜は気をつけろ…」とささやくと死んでしまった。それは、やがて島で次々に起こる惨劇の幕開けだったのだ。
キャスト
出演:片岡鶴太郎、島田陽子、牧瀬里穂、加藤 武、嶋田久作、夏八木 勲、平 幹二朗 ほか
制作年
1991年初放送