横溝正史シリーズ 女王蜂(片岡鶴太郎主演)
解説
片岡鶴太郎が金田一耕助を演じ、横溝正史の原作をドラマ化していくシリーズ。第9弾は、女系旧家の母娘にまつわる悲劇を描く最終作「女王蜂」。
あらすじ
岡山県月琴の里、代々女系の旧家・大道寺家。女主人・琴絵は19年前、愛する京都帝大生が村の断崖から墜落死して以来記憶を喪失していたが最近突然記憶が蘇り、当時の墜落事件の手記を書いて京都の出版社に送ったが、その直後首吊り自殺してしまった。取材を頼まれた金田一耕助が岡山へ。大道寺家には、京都から戻った当主欣造とその愛人、琴絵の一人娘・智子、琴絵の幼馴染で智子の家庭教師秀子らがいた。金田一が訪ねた直後、次々と殺人事件が起こる。近くの林にはハモニカを吹く正体不明の青年が出没、そして意外な真相と惨劇はさらに続くのだった。
キャスト
出演:片岡鶴太郎、池上季実子、初瀬かおる、加藤 武、牧瀬里穂、細川俊之、伊集院 光、二宮さよ子、筒井真理子、中山 俊 ほか
制作年
1998年初放送