旅行や出張で中国に行く時に気をつけなければならないのが、中国独特のネット事情です。
日本で普段使っているアプリは、中国だと使えないケースがほとんど。
もちろんLINEも中国では使えません。
この記事では、中国でLINEが使えない理由や対策法をまとめました。
結論から言うと、中国VPNを契約すれば、LINEが使えるようになります。
一番おすすめなのは、ExpressVPN!
ExpressVPNは中国の最新情勢に対応しており、安心して使えるVPNです。
30日間の返金保証や24時間サポートもあるので、中国に行く方はぜひExpressVPNを使ってみてください!
中国でLINE(ライン)が使えないのは何が問題?理由を解説
そもそも、なぜ中国ではLINEが使えないのでしょうか?
人気のアプリは国ごとに違いますが、配信さえされていれば、どこの国でも使えるはずです。
まずは中国でLINEが使えない理由を解説していきます。
- 中国ではLINEなど外資企業は規制対象
- LINE以外に中国で使えないアプリやサービス一覧
- 香港やマカオではLINEが使える
中国のネット事情を把握しておくと、LINE以外のアプリを使う際も役立ちますよ。
中国ではLINEなど外資企業は規制対象
中国でLINEが使えないのは、ずばり規制対象だから。
ご存知の通り、中国は社会主義国家です。
政府当局が国民の生活や言論を監視・統制しています。
監視対象はインターネット上にも及んでおり、2003年から「Great Firewall」という検閲システムを採用。
主に取り締まっているのは、反政府的な内容のサイトです。
しかし「中国企業の経済活動を守るため」という名目で、海外のサイトもブロックしているのが特徴です。
そのためGoogleやInstagramといったグローバル展開している外資企業は、締め出される結果に。
そうした規制対象にはLINEも含まれるため、中国で使えないというわけですね。
LINE以外に中国で使えないアプリやサービス一覧
LINEの他にも、中国で使えないアプリやサービスをまとめました。
- X(旧Twitter)
- YouTube
- ニコニコ動画
- Yahoo!
基本的に日本で普及しているアプリやサービスは、中国で使えません。
特に注意したいのは、Google関連のアプリ・サービスが制限されている点です。
2010年にGoogleが中国から撤退して以来、Googleのサービスは全般的に使えません。
検索エンジンだけでなく、GメールやGoogleマップなども使えないのでご注意ください。
香港やマカオではLINEが使える
中国では無理ですが、特別行政区である香港やマカオではLINEが使えます。
香港やマカオは、中国本土のネット規制の対象外です。
そのため特別な対策をしなくても、日本にいる時と同じようにLINEを使えます。
ただ現地の友人とやり取りするには、WhatsAppの方がおすすめ。
LINEのシェア率が高いのは、以下の4ヶ国です。
- 日本
- 台湾
- タイ
- インドネシア
同じアジア圏でも、連絡手段として普及しているアプリが違うのでご注意くださいね。
中国でLINE(ライン)の代わりに使える連絡手段
LINEが使えないからといって、中国では全く連絡手段がないわけではありません。
中国では以下のアプリが使えます。
- WeChat|既読機能がないメッセンジャーアプリ
- Skype|無料のビデオ通話・チャットツール
- ZOOM|世界で一番使われているWeb会議ツール
- テンセントQQ|中高生に人気のメッセンジャーアプリ
そこまでLINEにこだわりがない場合は、上記アプリをLINEの代わりに使うといいでしょう。
WeChat|既読機能がないメッセンジャーアプリ
Wechat(微信)は、中国のIT大手「テンセント」が提供しているメッセンジャーアプリ。
メッセンジャーアプリとしてだけでなく、チケット予約や支払いツールとしても使えるのが特徴です。
中国で最も普及している連絡手段なので、現地のやり取りでも役に立ちます。
ライフスタイルに直結しているという点では、一番LINEと同じように使えるアプリと言えるでしょう。
LINEのようにスタンプも使えますが、一方で既読機能はなし。
慣れてしまえば、LINEほど既読に気をつかわなくていいので楽かもしれませんね。
Skype|無料のビデオ通話・チャットツール
Skypeは、Microsoft社が提供しているビデオ通話サービスです。
日本ではビジネスシーンで使うことが多いですが、もちろんプライベート利用もOK。
ビデオ通話だけでなく、チャットや画面共有もできます。
Skypeユーザー同士の通話は無料で、時間制限もありません。
一方、Skypeアカウントがない人や固定電話への連絡は有料なのでご注意ください。
またネット環境によっては接続不良が発生しやすいので、環境を整えてから通話しましょう。
ZOOM|世界で一番使われているWeb会議ツール
コロナ禍によるリモートワークやオンライン授業で、ZOOMを使っていた人も多いでしょう。
中国でもZOOMは使えるので、中国滞在中の連絡手段として活用する方法もあります。
ZOOMは大人数での通話を前提に作られているため、Skypeよりも接続が安定しているのがメリット。
また会議室URLを作って共有するだけなので、参加者はZOOMアカウントを作らなくてもOK。
ただし無料版だと、1回につき40分までの制限がつきます。
全員が一旦退出し、再度入り直せば制限はリセットされ、また40分利用できる仕組みです。
ネット環境が安定していれば、無制限で通話できるSkypeも検討してみてください。
テンセントQQ|中高生に人気のメッセンジャーアプリ
テンセントQQは、中高生など若年層に人気のメッセンジャーアプリです。
名前からもわかる通り、運営・開発元はWeChatと同じテンセント。
中国人の間では「Wechatはビジネス、テンセントQQはプライベート」と使い分けるのが一般的なのだとか。
どちらかといえばテンセントQQは、SNS感覚で使う人が多いアプリです。
LINEに近いアプリを求めるならWechatがおすすめですが、場合によってはテンセントQQも役に立つでしょう。
中国でLINE(ライン)を使うには?
今まで見てきたように、LINE以外のアプリなら中国からでも連絡をとることができます。
しかし「わざわざ新しいアプリを入れるのは面倒…」という人もいるでしょう。
普段使い慣れているLINEが使えるなら、そちらの方が確かに便利ですよね。
以下の方法なら、中国でもLINEを使うことが可能です。
- キャリアの海外ローミングを使う
- 香港のSIMカードに入れ替える
- レンタルWi-Fiを使う
- 外資系ホテルのWi-Fiを使う
- VPNを使う
事前準備や多少のお金はかかりますが、中国でLINEを使いたい人は参考にしてください。
キャリアの海外ローミングを使う
中国でLINEを使う方法のひとつに、海外ローミングがあります。
海外ローミング(国際ローミング)とは、今契約しているキャリア経由で海外の電話回線を使えるサービスです。
SIMカードを入れ替えなくても、中国でLINEを使えます。
デメリットは、大量のデータ通信でパケット代が高額になってしまうこと。
そのため海外ローミングを使う際は、定額サービスを選ぶのがおすすめ。
主なキャリアの海外ローミングサービスをまとめました。
料金 | データ | 申し込み | |
---|---|---|---|
ドコモ 世界そのままギガ |
1時間200円〜 24時間980円~ |
プラン内 | 必要 |
ドコモ 世界ギガし放題 |
最大2,980円/日 (約24.4MBまで1,980円/日) |
無制限 | 不要 |
au 世界データ定額 |
690円〜/日 | プラン内 | 必要 |
au 海外ダブル定額 |
最大2,980円/日 (約24.4MBまで1,980円/日) |
無制限 | 不要 |
ソフトバンク 海外あんしん定額 |
24時間:980円 72時間:2,940円 |
24時間:3GB 72時間:9GB |
必要 |
ソフトバンク 海外パケットし放題 |
最大2,980円/日 (約10MBまで1,980円/日) |
無制限 | 不要 |
ドコモとauでは、契約プランのデータ量が適用されるプランと、データ無制限で使えるプランの2種類が選べます。
大容量プランを契約しているなら、「世界そのままギガ」や「世界データ定額」がお得ですね。
データ無制限プランはスマホの設定でローミングをONにするだけで、事前の申し込み不要で使えます。
ソフトバンクのデータ無制限プラン「海外パケットし放題」は、ドコモやauに比べて最大料金に達しやすいのでご注意ください。
香港のSIMカードに入れ替える
中国でLINEを使うには、香港のSIMカードに入れ替える方法もあります。
中国の特別行政区である香港は、ネット規制の対象外です。
つまり香港のSIMカードに入れ替えれば、香港経由の通信と見なされるため、中国でもLINEを使えるようになります。
香港現地以外に、日本でもAmazonなどで香港プリペイドSIMカードを購入可能。
おすすめの香港SIMカードは、以下の2つです。
- 中国聯通香港
- 中国移動香港
Amazonで手軽に買いたいなら中国聯通香港、大容量がよければ中国移動香港がおすすめ。
期間にもよりますが、どちらも大体1,000円〜2,000円ほどで済みます。
ただ当然ですが、お手持ちのスマホがSIMフリーでないと使えません。
またAmazonでSIMカードを用意する場合は、日にちに余裕を持って購入しましょう。
レンタルWi-Fiを使う
VPN付きのレンタルWi-Fiルーターがあれば、中国でもLINEが使えます。
しかし、VPN付きなら何でもいいというわけではありません。
ネット規制が厳しい中国に特化したWi-Fiルーターを選びましょう。
中国でも使えて、評判の良いレンタルWi-Fiをまとめました。
チャイナデータ | 300MBプラン:663円/日 700MBプラン:760円/日 無制限プラン:890円/日 |
---|---|
グローバルWi-Fi | 300MBプラン:970円/日 600MBプラン:1,170円/日 1.1GBプラン:1,370円/日 無制限プラン:1,870円/日 |
イモトのWi-Fi | 500MBプラン:1,480円/日 1GBプラン:1,760円/日 無制限プラン:2,260円/日 |
安さを重視するなら、チャイナデータが業界トップクラスで格安です。
サポート対応もしっかりして欲しければ、大手のグローバルWi-FiやイモトのWi-Fiもおすすめ。
VPN機能がついているだけで、基本的な使い方は普通のWi-Fiルーターと同じです。
日本にいる時と同じ感覚でLINEを使えますよ。
外資系ホテルのWi-Fiを使う
「中国でLINEを使いたいけど、そんなにしょっちゅう確認はしない」という人なら、ホテルのWi-Fiを使う方法もあります。
中国でも外資系ホテルなら、VPN接続したWi-Fiを提供している場合があるのです。
つまり必然的に、LINEが使えるのは、Wi-Fiが繋がるホテル内限定になってしまいます。
しかし海外ローミングやルーターと違って、余計な出費がいらないのがメリットです。
ただ中国ではVPNは禁止されているため、ホテル側もあまり大っぴらに「VPN付きWi-Fiあります」とは宣伝できません。
ホテル予約サイトのレビューやSNSで情報収集するといいでしょう。
VPNを使う
中国でLINEを使うには、VPN経由で接続する方法もあります。
VPNとはわかりやすく言うと、通信内容を保護する技術のこと。
通信元の情報や内容を暗号化して、第三者から見えないようにしてくれます。
中国でVPNを経由すると、中国内にいても海外にいると見なされるため、ネット規制を潜り抜けることができるのです。
具体的な流れは以下の通りです。
- VPNを契約する
- VPNアプリで日本サーバーに接続する
- LINEを開く
無料VPNは対策済みで使えないことが多いので、有料VPNを選ぶのがポイント。
有料VPNでも無料期間を使えば、お得に中国でLINEを利用できますよ。
中国でLINE(ライン)を使うのにおすすめのVPN
中国でLINEを使うなら、コストも手間も最小限で済むVPNが一番おすすめです。
ここからは、中国でLINEを使うのにぴったりなVPNのおすすめを紹介していきます。
料金プラン(月額) | 無料期間 | サーバー設置数 | |
---|---|---|---|
1年プラン:8.32$/月 6ヶ月プラン:9.99$/月 1ヶ月プラン:12.95$/月 ※金額はすべて米ドル表示 |
30日間返金保証 1年プランのみ3ヶ月無料 |
94ヶ国 3,000台以上 |
|
2年プラン:319円 1年プラン:532円 1ヶ月プラン:1,526円 |
30日間返金保証 | 100ヶ国 3,000台以上 |
|
2年プラン:396円 1年プラン:594円 1ヶ月プラン:1,496円 |
30日間返金保証 | 72ヶ国 1,300台以上 |
|
2年プラン:878円 1年プラン:938円 6ヶ月プラン:988円 3ヶ月プラン:1,048円 1ヶ月プラン:1,097円 |
30日間返金保証 | 45都市 50台 |
|
1,100円 | 最大2ヶ月無料 | 10ヶ国 数十台 |
どれもトライアルや返金保証があるので、短期利用なら無料でVPNを使うことも可能です。
では、各VPNの特徴やおすすめポイントを見ていきましょう。
Express VPN|中国の最新情勢に対応
無料期間 | iOS/Androidアプリのみ7日間 ※他デバイスは30日間返金保証 |
---|---|
月額料金 | 1年プラン:8.32$/月 6ヶ月プラン:9.99$/月 1ヶ月プラン:12.95$/月 ※金額はすべて米ドル表示 |
本拠地 | イギリス領ヴァージン諸島 |
サーバー数 | 94ヶ国3,000台以上 |
最大接続数 | 5台 |
Express VPNは、業界最速レベルの高速通信が魅力のVPN。
どんな環境でも接続不良が起こりにくく、動画視聴に適しています。
またVPNの中でもExpress VPNは、とりわけ中国の最新情勢に対応しているのもポイント。
中国のネット規制は日々変わるので、安定して使えるExpress VPNはおすすめです。
24時間カスタマーサポートがあるのも安心ですね。
Express VPNは30日間の返金保証もあるので、中国VPNに迷ったらまずはお試ししてみてください!
SurfShark|高度な暗号化で規制回避
無料期間 | iOS/Androidアプリのみ7日間 ※他デバイスは30日間返金保証 |
---|---|
月額料金(税込) | 2年プラン:319円 1年プラン:532円 1ヶ月プラン:1,526円 |
本拠地 | イギリス領ヴァージン諸島 |
サーバー数 | 100ヶ国3,000台以上 |
最大接続数 | 無制限 |
SurfShark VPNは、2018年に誕生した比較的新しめのVPNです。
業界の中では新興ですが、大手NordVPNの傘下なので、セキュリティやサービスはバッチリ保証されています。
2年プランなら月額換算300円台で使える、格安料金も人気。
SurfSharkは地域ブロックがあるエリア向けの「NoBorders」機能を搭載しています。
中国ではNoBordersモードが発動され、最適なサーバーを教えてくれる仕組みです。
SurfSharkは30日間の返金保証があるので、ぜひ中国で使ってみてくださいね!
Millen VPN|専用アプリなら中国でも使える
返金保証期間 | 30日間 |
---|---|
月額料金(税込) | 1ヶ月プラン:1,738円 1年プラン:594円 2年プラン:396円 |
本拠地 | 日本 |
サーバー数 | 72ヶ国1,300台以上 |
最大接続数 | 10台 |
中国に対応しているVPNは、実は意外と国産VPNが多め。
Millen VPNもそのひとつで、国産VPNの中でも強い人気を誇ります。
Millen VPNを中国で使うには、専用アプリ「MillenVPN Native OpenConnect」が必要です。
「MillenVPN Native OpenConnect」は通信規制が厳しい国向けに、OpenConnectプロトコルを採用しています。
マイページの「有効なサービス」から設定が必要ですが、無料オプションなので追加料金はかかりません。
30日間の返金保証もあるので、まずは公式サイトだけでもチェックしてみてください。
スイカVPN|中国ユーザーに特化したVPN
返金保証期間 | 30日間 |
---|---|
月額料金 | 2年プラン:878円 1年プラン:938円 6ヶ月プラン:988円 3ヶ月プラン:1,048円 1ヶ月プラン:1,097円 |
本拠地 | 日本 |
サーバー数 | 45都市50台 |
最大接続数 | 47台 |
中国でも使える国産VPNでは、スイカVPNも有名どころ。
中国に住んでいる日本人の間でも必須のサービスで、実績や信頼も十分です。
接続方式には、高速通信と強力なセキュリティ対策を兼ね備えた「Shadowsocks」も選べます。
年中無休でサポートしてくれるだけでなく、対処マニュアルも豊富なので、VPN初心者も安心です。
中国に特化したVPNなら、スイカVPNがおすすめですよ!
セカイVPN|月額プランで短期利用が可能
無料期間 | 最大2ヶ月無料 |
---|---|
月額料金 | 1,100円 |
本拠地 | 日本 |
サーバー数 | 10ヶ国数十台 |
最大接続数 | 3台 |
短期間だけVPNを使いたいなら、セカイVPNがおすすめ。
月額プランで長期プランがないため、中国でVPNを使う期間がしっかり決まっているなら無駄になりません。
セカイVPNも中国在住の日本人から高評価を受けているサービス。
なんとセカイVPNは、中国からでも公式サイトにアクセスできます。
つまり中国でスムーズに接続できる証拠です。
万が一、中国に来てからVPNを契約したくなった時にも、セカイVPNは心強いでしょう。
最大2ヶ月無料とお試し期間も長いので、ぜひ検討してみてください!
中国からVPN経由でLINE(ライン)を使う際の注意点
中国からVPN経由でLINEを使う際は、以下の点に注意してください。
- 中国で規制強化される可能性がある
- 中国に行く前にVPNを契約する
それぞれ解説していきます。
中国で規制強化される可能性がある
中国で無料VPNは対策済みで、弾かれる可能性が高いことはお伝えしました。
しかし地域ブロック解除しやすい有料VPNでも、中国の規制を突破できない場合もあります。
中国はイベントや時期によって、VPN規制を強化することがあるのです。
具体的には、以下の時期に気をつけましょう。
- 国慶節(10月1日)
- 天安門事件(6月4日)
- デモ発生時
- 旧正月/春節(2024年は2月10日〜17日)
- その他、政治的イベントや国際的事件が起こった場合
建国記念日(国慶節)のような国威発揚の政治的イベント時や、中国がタブー視している天安門事件の時期は要注意。
デモが発生した場合も、当局が関与できない海外SNSに投稿などされないよう、VPN規制が強化されます。
人の往来が多くなる旧正月(春節)も、規制強化されやすい時期です。
状況によってはVPNが繋がらない時もあるので、落ち着いて対処しましょう。
中国に行く前にVPNを契約する
LINEに使うVPNは、必ず中国に行く前に契約してください。
繰り返しますが、中国はネット規制が厳しいです。
中国入りしてからだと、VPNサービスのサイト自体がつながらない場合もあります。
特にAndroidユーザーの場合、VPNを検索しようにもGoogleが使えません。
無料期間や返金保証が中国滞在中に切れてしまわないよう、余裕を持ってVPNを契約しましょう。
中国でのLINE(ライン)使用でよくある質問
これまで見てきたように、VPN経由なら中国でもLINEを使えます。
しかしいくら使えるからと言っても、実際の使い勝手や規制がどうなるか心配ですよね。
最後に、中国でのLINE使用に関する疑問をまとめました。
- 中国でLINEを使うと捕まる?
- 中国企業はLINEを監視している?
- 中国でiPhoneにLINEをインストールできる?
- 中国携帯にLINEをインストールできる?
- 中国でのLINE使用にVPNが繋がらない時は?
ひとつずつ見ていきましょう。
中国でLINEを使うと捕まる?
2024年9月現在、中国でLINEを使って捕まったという事例はありません。
そもそもなぜ中国がネットやVPNを規制しているかというと、国民の反政府活動を取り締まるため。
具体的には、政府当局が隠したい事実を海外サイトで知られてしまったり、国内だけの秘密を海外SNSに投稿されてしまう事態を防ぎたいのです。
日本人がVPN経由でLINEを使うのを取り締まったところで、特に意味はありませんよね。
普段通り連絡手段でLINEを使うなら心配しなくて大丈夫でしょう。
中国企業はLINEを監視している?
中国の監視対象は、あくまで国民(在住者)だけです。
LINEの個人情報は、日本の法律に基づいて保護されています。
ただ2021年には、LINEの委託先である中国企業で、ユーザー情報が閲覧できていたことが発覚し、大問題になりました。
現在は福岡のLINE子会社に移管されています。
これまで実害は特に報告されていませんが、そもそも漏れて困るようなやり取りはLINEでしない方が安全です。
中国でiPhoneにLINEをインストールできる?
中国でも、iPhoneにLINEをインストールできます。
基本的にiPhoneのApp Storeは、Apple IDで設定した国に準拠する設定です。
つまり日本で作ったApple IDなら、海外に行っても日本向けのラインナップが配信されています。
検索してもLINEがない場合は、国設定が現在地になっている可能性が高いです。
もし国設定が中国になっていたら、Apple IDの設定を変えましょう。
そのまま国だけ変更しても大丈夫ですが、サブスクやチャージ残高があると変更できません。
以下のように新しくApple IDを作った方が簡単です。
- Apple ID作成ページにアクセスし、必要事項を入力
- 設定アプリを開き、ユーザー名をタップ
- 「メディアと購入」をタップ
- 「サインアウト」をタップ
- 確認メッセージが出たら、もう一度「サインアウト」をタップ
- 「メディアと購入」欄に「オフ」表示があるのを確認し、タップ
- 確認メッセージが出たら、「⚪︎⚪︎(あなたの名前)ではありませんか?」をタップ
- 新しいApple IDでサインインする
注意点としては、新しく作るApple IDは、既存IDに設定していないメールアドレスを使いましょう。
面倒なら、中国渡航前にLINEをインストールしておく方が確実です。
中国携帯にLINEをインストールできる?
中国携帯でLINEをインストールするには、香港SIMカードに入れ替える方法が簡単です。
特にAndroidユーザーの場合、中国だとVPNなしではGoogleプレイストアにつながりません。
中国のAndroidスマホは、メーカー独自のアプリストアがインストールされています。
そのためLINEを使うには、まずはGoogleプレイストアをインストールしなければなりません。
ただこの方法はいわゆる「野良アプリ」を使うため、ウイルス感染するリスクもあります。
香港SIMカードに入れ替えてインストールする方が安心でしょう。
中国でのLINE使用にVPNが繋がらない時は?
VPNが接続できない時は、以下の対処法を試してみてください。
- サーバーを変える
- VPNアプリやデバイスを再起動する
- OSやアプリをアップデートする
まずはサーバーを変えてみましょう。
LINEは中国以外のアジアや欧米なら、ほとんどの国で使えます。
何も日本サーバーにこだわる必要はありません。
またVPNアプリやデバイスの電源を一度落とし、再起動するのも有効です。
そして重要なのは、OSやVPNアプリを常に最新バージョンにしておくこと。
中国で使えるVPNは最新情勢に対応するため、アップデートがあったら必ずチェックしておきましょう。
まとめ|中国でLINEを使うならVPNがおすすめ!
中国ではネット規制でLINEが使えないため、以下の方法で接続する必要があります。
- キャリアの海外ローミングを使う
- 香港のSIMカードに入れ替える
- レンタルWi-Fiを使う
- 外資系ホテルのWi-Fiを使う
- VPNを使う
このうち一番おすすめなのは、VPN経由でLINEを使う方法です。
中国に短期滞在なら、トライアルや返金保証で無料でVPNを利用できます。
中国でも安心して使えるVPNは、Express VPNがおすすめ!
中国の最新情勢に対応しており、高速通信で動画視聴もスムーズです。
30日間の返金保証もあるので、ぜひ中国でExpress VPNを使ってみてください!
サービス名 | 月額料金 無料期間 |
見放題作品数 | 強いジャンル |
---|---|---|---|
2,189円 31日間 |
32万本 | ドラマ アニメ 映画 |
|
1,026円 14日間 |
35万本 | ドラマ アニメ 映画 |
|
550円 30日間 |
非公開 | アニメ バラエティ |
|
550円 31日間 |
5,300本以上 | アニメ | |
500円 30日間 |
非公開 | アニメ 映画 バラエティ |
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