日曜テレビ秘宝館

※特別編成時などにおいて、放送日時が異なる場合がございます。詳しくは各番組詳細ページでご確認ください。

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「日曜テレビ秘宝館」ラインナップ

12月の「日曜テレビ秘宝館」

©東映・東北新社

宇宙からのメッセージ (HDリマスター版)

12/11(日)25:30~27:25
[再放送]12/17(土)8:30~/12/25(日)15:50~
※HDリマスター版は《ファミ劇初放送》

【原案】:石ノ森章太郎、野田昌宏、松田寛夫、深作欣二
【監督】:深作欣二

【出演】:ビック・モロー、フィリップ・カズノフ、真田広之、丹波哲郎、志穂美悦子、千葉真一 ほか

【解説】
原案に「サイボーグ009」などSF漫画の第一人者、石ノ森章太郎。監督に「仁義なき戦い」「柳生一族の陰謀」の深作欣二を起用。SF考証に、「スター・ウォーズ」の翻訳家として知られる野田昌宏、音楽プロデュースは「宇宙戦艦ヤマト」を手掛けた日本コロムビアのプロジェクトチーム、そして特撮監督は当時すでに20数年のベテランだったあの矢島信男が担当し、当時世界に2台しかないシュノーケルカメラをフル稼働して撮影された。このように、当時、最高峰の制作チームが編成され、「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」など、世界的なSF映画ブームに挑戦するべく、10億円の巨費を投じられ国際的レベルの超大型スペース・ファンタジー巨編が誕生する。深作監督自身、「時代劇もSFも壮大なロマネスクだから思いきって多彩な広がりをもった映画を作りたい」と、制作する5、6年前からSF映画を撮る機会をうかがっていたという意欲作。(1978年公開作品)

【物語】
惑星ジルーシアは、太陽系から200万光年の彼方にある平和な星であったが、今は宇宙の侵略者ガバナス人の大要塞となってしまい、ジルーシア人は壊滅の危機にさらされていた。
長老キドは、この危機を救う奇蹟の願いをこめた8つの「リアベの実」を太陽系連邦へ向けて放つとともに、孫娘の美少女エメラリーダを、戦士ウロッコを従え、使者として送り、8人の勇者を連れて帰るように命じた…。

【製作トリビア】
① 宇宙帆船エメラリーダ号は、京都・宇治の平等院裏に巨大実物セットが作られた。全長40m、製作費2,200万円、延べ1,100人が1か月がかりで完成させた。
② ガバナス大要塞の指令室は当時、東映京都撮影所最大の第一ステージ(約300坪)に巨大実物セットが約2,400万円をかけて作られた。
※1978年公開当時の大卒初任給は約10万円。

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