ゲゲゲの鬼太郎 6期

渋谷のスクランブル交差点に森が出現し、街行く人々が突然木になってしまう不可思議な現象が発生。中学生のまなが半信半疑で妖怪ポストに手紙を出すと、げたの音を鳴らしてゲゲゲの鬼太郎がやって来た。

人気アイドルグループ・電池組のドームコンサートで、数万人の来場者が一瞬で消えてしまった。その事件の背後には、ねずみ男が立ち上げた芸能事務所、ビビビ・プロモーションが関係していて…。

各地で子供たちの失踪事件が起こっていると知ったまなは、鬼太郎たちと真相解明すると張り切るが、鬼太郎は「妖怪と人間は友達になれない」と突っぱねる。そんななか、まなが子供を誘拐していた妖怪にさらわれ…。

隣の家のまなから鬼太郎の話を聞いた小学生の裕太がゲゲゲの森に来てしまった。渋々と森の中を案内する鬼太郎。一方、妖怪が好きな裕太は大喜びしていた。ところが、山じじいの木の実を摘んでしまい…。

妖怪・かみなりの能力に目を付けたねずみ男が電気会社を立ち上げたところ大当たり。しかし、かみなりのコントロールが次第に利かなくなってしまう。かみなりの暴走を止めようと鬼太郎が現れるが…。

田舎を飛び出した青年・翔から「山奥の村に1人で暮らす母が妖怪にとりつかれた」という手紙が届き、鬼太郎たちは青年の母・マサエのもとを訪れる。そこで鬼太郎はマサエに懐くネコに目をつけて…。

飲み屋である企業の社長が、部下に対して妖怪の存在を否定しているところに鬼太郎が現れる。鬼太郎の反論に応じずに立ち去っていく社長たちは、その帰路で深夜の不思議な臨時列車に乗り込んでしまう。

学校の社会科見学でとある村を訪れたまなは、うっかり古い石碑を倒してしまう。その後、同級生たちは体調を崩して入院し、まなの周囲でもおかしなことが起こり始める。そして、まなは鏡の中に捕らわれてしまい…。

薄給・激務のため従業員が次々と辞めていくIT企業。人手不足に悩む社長の前にねずみ男が現れ、妖怪の人材あっせんを始める。遠野からやってきた河童たちは、時給キュウリ3本という安い給料で働き始めるが…。

「最近学校で奇妙なことが起こっている」とまなから相談を受けたねこ娘は学校を訪れる。学校の七不思議の1つであり、ねこ娘の友達だというトイレの花子さんに会いに行くが、その姿が見当たらず…。

突然東京湾の上空に第2の月が現れる。一方、200年前に封印されたはずの四国の八百八狸軍団が日本政府の乗っ取りを宣言。鬼太郎に助けを求めようとしたまなは、タヌキたちに捕らえられてしまう。

日本政権がタヌキに乗っ取られ、反タヌキ派が次々捕らえられていくなか、人々は互いの言動を監視しあうようになってしまう。一方、刑部狸の呪いで石になった鬼太郎を助けようと、まなやねこ娘たちは地下へと向かう。

ねずみ男が経営する激安ダイヤ店が大繁盛。それを怪しむ鬼太郎にねずみ男が反発し、2人は絶交状態に陥ってしまう。実はねずみ男は裏で輪入道と手を組んで、人間をダイヤモンドに変えて売りさばいていたが…。

眠ったまま目覚めなくなってしまった父を心配する少年・マサシは、まなを通じて鬼太郎に助けを求める。ほかにも眠ったままの大人たちが多数いると聞いた目玉おやじは、まくら返しの仕業ではないかと推測するが…。

アイドルの追っかけをしている少女・きららは可愛い顔になりたい願望が強く、自分の容姿を恨めしく思っていた。ある日きららは妖怪・ずんべらに出会う。ずんべらはきららに霊形手術を受けるよう持ちかけて…。
22分

叔父と叔母が住む境港を訪れたまな。まなのために叔父の庄司は活きの良い魚を獲ろうと漁に出るが、そのまま戻ってこなかった。町の漁師たちと船で捜索に出たまなは、沖で船幽霊たちに襲われてしまい…。

鳥取県境港の町で夜な夜な怪しい修行僧が現れて、謎かけをして答えられない人々を銅像に変えていく事件がひそかに発生していた。そうとは知らない鬼太郎の仲間たちが次々と銅像にされてしまい…。

鬼太郎の家の前に大量の野菜が届けられ、誰の仕業かと不審がる鬼太郎と目玉おやじ。その野菜は誰も使わなくなった畑を借りて、ねこ娘が育てていた物だった。そんなある日、ねこ娘は道端で倒れている少年を見つける。

試験も何もないおばけの学校があるという噂が流れるなか、まなは裕太から友達がおばけになると言って姿を消したと相談される。一方、同じ内容の手紙を受け取った鬼太郎は、おばけの学校を探し始める。

ある日、まなは母・純子と共に入院している大叔母・淑子を見舞いに行く。淑子から家に花が咲いているか見てほしいと頼まれたまなは、庭だけでなく屋根や壁にまで真っ赤な花が咲き誇っている光景を目の当たりにする。

触れるものを燃やしてしまうため、人や妖怪を避けて暮らしているたくろう火。そんなたくろう火にねずみ男が近づき、人間のために働こうと持ちかける。かくしてねずみ男プロデュースのアトラクションが話題となり…。

とある観光地の島にやってきたねこ娘とまな。一方、ねずみ男もテレビの怪奇番組の制作チームと共に島を訪れていた。その島には牛鬼という恐ろしい妖怪がいたという伝説が古くから語り継がれていて…。

1968年、あるところにアパートが建てられたが、新築にもかかわらず3体の妖怪が住みついてしまう。おびえた住人が次々と逃げ出し、途方に暮れたアパートのオーナー夫婦は妖怪ポストに手紙を出すことに。

ある日、ゲゲゲの森にねずみ男が結婚するという噂が流れて激震が走る。半信半疑のまま結婚式場を訪れた鬼太郎たちは、上機嫌なねずみ男と予想に反した美女である新婦・妖子に会い、2人の幸せを願うが…。

まなは同級生に対して軽い気持ちで呪いのアプリを使ってしまう。相手は軽いけがで済んだが、まなのスマートフォンには呪いのアプリから不気味な通知が届いていた。人々の間で呪いのアプリは瞬く間に広まっていき…。

母が厳しく、男の子と付き合うことができない高校生のゆうな。ある日、彼女は子泣きじじいが落とした巻物を拾う。巻物に描かれた世にも美しい青年をゆうながうっとりと眺めていると、青年が現実に抜け出してきて…。

ゲゲゲの森に多数の難民妖怪がやってきた。耳長をはじめとする彼らを鬼太郎たちは森に受け入れることにし、ねずみ男は宝石の袋をもらってご満悦。そんななか、宝石の1つが突然光って弾け、少女が姿を現す。

魔女・アニエスはブリガドーン計画阻止のために指輪の破壊を手伝ってほしいと鬼太郎に頼む。だが、鬼太郎の指鉄砲では傷一つ付けられない。そこでアニエスの力を借り、鬼太郎はさらに妖力を込めた指鉄砲を撃つが…。

バックベアードはブリガドーン計画を発動し、人間を妖怪奴隷へ変えて支配しようとしていた。指輪の反応を感じたアニエスはその野望を阻止すべく、ほうきに乗って街へ駆けつけるが、その姿に人々は大混乱し…。

街がハロウィンで盛り上がるなか、まなはねこ娘を誘って古い映画館へやってくる。VRゴーグルを装着してホラー映画の上映を待つ2人だが、実はこのイベントは西洋妖怪の幹部・カーミラが仕組んだものだった。

ある川辺に小豆洗い、小豆はかり、小豆婆ら妖怪が住んでいた。小豆に触れることの少ない現代人には彼らの存在を気にする者はいない。何とか洋菓子人気を抑えて小豆を復権したいと悩む3人に、ねずみ男が目を付け…。

指輪が見つからず嘆くアニエスを元気づけようと、まなは彼女を大好きな境港へ連れていく。偶然にも烏天狗の小次郎と再会するまなたちだったが、突如アニエスが指輪の気配を察知して飛び去ってしまう。

鬼太郎たちはある山奥の大きな屋敷を訪ねていた。やよいという娘が妖怪・白山坊に狙われているという手紙が届いたためだった。しかし、姿を現した白山坊に攻撃の意思はなく、やよいを嫁にもらいにきたのだと話す。

ゲゲゲの森に慰安旅行の案内が掲示され、それを楽しみにする妖怪たち。しかし、子泣きじじいが行方不明になったことで旅行は中止になってしまう。そして、みんなで子泣きじじいの捜索を始めるが…。

鬼太郎に別れを告げて飛び出したアニエスが池のほとりで思い悩んでいたところにまなが現れる。そこは2人が出会った日に話をした場所だった。アニエスは、まなへ自分の母や姉・アデルのことを少しずつ語り始める。

アルカナの指輪が出現したことによって西洋妖怪が再びやってくるだろうと、鬼太郎とアニエスたちは必死に指輪を探す。しかし、偶然にも指輪を発見したのはまなだった。そして彼女は指輪を自分の指にはめてしまい…。

奇跡的に生きていたまなが辺りを見渡すと、妖怪化した元人間であふれていた。何としてもブリガドーンを止めようと、まなは光の柱を目指す。一方、バックベアードの攻撃を受けた鬼太郎は傷つき捕らわれてしまう。

初詣の帰り道、まなは死体を引きずって運んでいる妖怪の姿を目撃してしまう。目玉おやじによると、それは火車という妖怪ではないかという。しかし、まなが見た妖怪は聞いた話の印象よりも弱々しく…。

とあるカフェでねこ娘とまなは雪女のゆきと話していた。人間の男と交際することになったというゆきを、交際相手である俊が迎えにやってくる。彼の暑苦しさに呆気にとられつつも、ねこ娘とまなは祝福するが…。

売れないピン芸人・ビンボーイサムは、全くウケずに落ち込む日々が続いていた。ある日の帰り道、何かの声を聞いたイサムは誘われるように川辺の方へ行くと、妖怪・さら小僧が歌いながら皿を洗う場面に遭遇する。

ある日、主に捨てられたとショックを受ける化け草履と付喪神たち。そこへねずみ男が通りがかった。何やら金儲けをひらめいたねずみ男は、物を大事にしない人間たちに一泡吹かせてやると、化け草履たちをそそのかす。

鬼太郎が家にいるところに小次郎たちカラス天狗の一団が現れる。小次郎は鬼太郎に抹殺罪で逮捕すると告げ、有無を言わせず連行。それを知った鬼太郎ファミリーは不当逮捕に立ち向かうべく、法廷で争う決意を固める。

街で頻発する吸血事件を調べていた鬼太郎に1通の手紙が届く。その内容は自分を殺してほしいというものだった。送り主のもとを訪ねた鬼太郎は、不死の細胞を作って自分の体で実験した遺伝子研究者・小野崎と出会う。

人気急上昇中のアイドルユニット・パラダイスのメンバー・北島敦は、事務所の社長に言われるがままにチャラ男を演じることに疲れていた。そんな彼は、SNSで知り合った顔も分からない友人を心の支えにしていたが…。

「妖怪・万年竹に襲われる」という手紙を受け取った鬼太郎は、山深くにある竹藪を訪れる。そこには竹藪の持ち主である雅彦と清美の夫妻、観光協会の久保田、そしてねずみ男までが待ち構えていた。

学校の放課後、まなは友人たちと廊下に飾られているひな人形を眺めていた。しかし、7段飾りにも関わらず置かれているのはお内裏様とお雛様のみだった。教師に聞けば、残りは後日届くと言うが…。

ある日の下校中、まなは友人たちと話題のSNSアプリ・オメガトークの話で盛り上がっていた。その中でチャラトミの妖怪チャンネルという動画コンテンツが大人気だという。妖怪に好意的な友人にまなは嬉しくなるが…。

ねこ娘を自らの力で魂ごと消滅させてしまったまな。その映像が拡散され、妖怪と人間の対立は激化していく。憎しみを募らせていく両者が互いを滅ぼそうとするなか、鬼太郎はことの真相を知るためまなのもとに向かう。

最後の文字を入れられたことで、まなはついに器として完成してしまう。そして、彼女を利用した名無しは強大な力を手に入れる。人間も妖怪も等しく虚無に引きずり込んでいく名無しに、鬼太郎はなすすべもなく…。

東北のある寂れた町。その町では謎の現象により、病にかかって倒れる者が続出していた。町に住む少年・カンジから助けを求められた鬼太郎は早速その町へ向かうが、その鬼太郎を見つめる謎の男がいた。

東北に出現した鵺はムジナが化けた偽物で、東京に現れた本物の鵺が人々の生気を吸っていく。一方、急いで家に戻った鬼太郎はねこ娘を蘇らせる代償として閻魔大王と交わした密約を砂かけばばあたちに明かす。

まなの友人・みやびは、幼い頃に戻りたいと願っているうちに、何の前触れもなく美しい森に迷い込んでしまう。そこには森の精霊・木の子たちが住んでいた。みやびは誘われるがまま、彼らと無邪気に遊び始めるが…。
22分

就職活動が上手くいかず、ウーチューバーに返り咲こうとするチャラトミ。そんな折、彼は自分が有名だと信じて疑わない妖怪・抜け首と出会う。その力に目をつけたチャラトミは、抜け首と組んで動画配信を始める。

メガソーラー発電場の建設現場に妖怪・泥田坊が現れて作業員が襲われる。その場所では30年前にも同様の事件が起きていた。その時、苦悩の末に泥田坊を倒した鬼太郎は、人間へ警告するために建設現場を訪れる。

人間からテニスを教わって以来、その魅力にとりつかれている妖怪・狒々。猿を相手にしたコーチングに飽きた狒々は、次のオリンピックで金メダルが取れる選手を育成しようと決意し、意気揚々と街を訪れる。

ねずみ男はギターを奏でる怪しい男から、手を組まないかと持ちかけられる。その男は吸血鬼エリートという妖怪だった。彼は将来国を担うであろう少年を下僕にして社会に送り出し、裏側から世界を操っていた。

若い女性が生きたまま血を抜かれる事件が頻発していた。再び吸血鬼による事件かと怪しむ鬼太郎たち。そんななか、西洋妖怪の魔女・アニエスから、人の生き血を利用したバックベアード復活の計画を知らされる。

船の遭難事故を調べるために、1人で港町を訪れた鬼太郎。しかし、住民たちは誰も口を開こうとしない。それでも調査を続ける鬼太郎だったが、ねずみ男の裏切りによってダイオウイカに捕まってしまう。

2週間前に恋人が失踪したと、青年から依頼を受けて調査をする鬼太郎とねこ娘。街では失踪事件が連続して起きていた。一連の事件が妖怪の仕業だと鬼太郎は確信する。一方、まなは事件の奇妙な法則を見つけ出す。

蒼馬、大翔、裕太、父親の祐一と一緒にキャンプにやってきたまな。その夜、祐一がこつぜんと姿を消し、彼を探しにいった蒼馬、大翔も何者かに襲われて連れ去られてしまう。まなと裕太は妖怪の仕業を疑い…。

アイドルグループ・電池組のニッケルカナは豆腐小僧と出会う。妖怪との遭遇に驚くカナだったが、相手は豆腐を運ぶことしかできないひ弱な妖怪。豆腐小僧に問われて、カナはなぜアイドルをしているのか語り始める。

まながゲゲゲの森にやってくると、些細なきっかけで鬼太郎とねずみ男が言い争い、2人は何度目か分からない絶交宣言をする。一方、街では水が汚染され、人々が飲料水を求めて奔走する騒動が起きていた。

七夕の日、ねずみ男からの手紙を受けて鬼太郎たちは笹林を訪れる。笹の花が咲き乱れる奇妙な笹林でぬりかべとはぐれて心配しているなか、鬼太郎たちはそこで見つけた1人の少女に襲われてしまう。

夫が勤めていた会社が倒産し、翔子は新しい街に引っ越してくる。しかし、その街は鬼久保食品の社長一家が牛耳る街だった。夫は社長になじられ、息子は社長の息子にいじめられ、翔子も社長夫人に目を付けられ…。

鳥取を訪れたまなと鬼太郎たちは、鳥取が大鳥取帝国として独立した衝撃の事実を知る。そして、あひと言が原因で鳥取侮辱罪で更生施設に入れられる。一方、まなのおじ・庄司は、知事が偽物だと疑っていて…。

境港のみなと大漁祭りを楽しむ鬼太郎たち。ところが、まなが奇妙な声に呼ばれて姿を消してしまう。彼女は弓ヶ浜に開いていた隠れ里への扉をくぐり抜け、美しい花が咲き乱れる場所へたどり着く。

湊クリスティーンはSNSのフォロワーが100万人を超える人気者。しかし、ねずみ男に連れられて都会に来た縄文人により、唐突にその地位を脅かされる。クリスは鬼太郎に相談するが、妖怪事件ではないため断られ…。

コンビニ強盗事件を起こしたカケルは、逃走中に鬼太郎に出会い、促されるまま不気味なバスに乗り込んだ。そのバスが行き着いた先は、この世のものとは思えない光景が広がる不気味な場所だった。

まなが石動零と出会ったことを知った鬼太郎は警戒を強める。一方、ゲゲゲの森から帰路に就くまなとねこ娘の前に、鬼童・伊吹丸が現れる。まなを「憑坐」と呼んだ伊吹丸は、そのまま彼女を連れ去ってしまい…。

タイタンボウ様という氏神がいる入らずの山。その山の番人は4日おきに御霊石に祈りを捧げ、町の住人以外を山に入れてはいけないという役目を負わされる。番人を務める阿形家に生まれた健人は、その役割を嫌がり…。

現代のきれいな傘が羨ましい唐傘。雨の日にねずみ男と街にいた唐傘は、ある青年がビニール傘を取り違えるところを目撃する。これは一大事だと慌てて元の傘を持って追いかけるが、青年は取り違えた傘まで忘れ…。

手料理を片手に鬼太郎の家を訪ねたねこ娘だったが、当の本人は不在だった。その頃、鬼太郎は子泣きじじいときのこ狩りに出かけていた。そこに現れた妖怪・いやみは子泣きじじいに桃色の吐息を吹きかけて…。

どんな願いも8つ叶えてくれる「オグロ山のヤマタノオロチ」の噂がネットで静かに広がっていた。噂を知った鬼太郎は山の事情に詳しい呼子に詳しい話を聞くことに。一方、自分の不幸を嘆く男がその噂を知り…。

鬼太郎は閻魔大王から九尾の狐こと玉藻前の捕縛を催促される。そんななか、手紙の依頼をこなそうと出かけたぬりかべと子泣きじじいが戻らず、2人を捜しに出かけた砂かけばばあまで姿を消してしまっていた。

大逆の四将最後の1人である玉藻前の行方を追った鬼太郎は、地獄でついに相まみえる。だが、玉藻前は鬼太郎たちと決着をつけようとはせずに姿を消してしまう。再び玉藻前を追おうとする鬼太郎だったが…。

鬼太郎たちの活躍によって玉藻前は倒され、大逆の四将は全て封印される。やっと平和な時間が訪れるが、誰が四将たちを解放したのかは閻魔大王ですらわからないままで、鬼太郎の顔は晴れなかった。

鬼太郎は大逆の四将を解放したのはぬらりひょんではないかと考え、強く警戒する。一方、朱の盆はある塚の封印を解いていた。そんななか、鬼太郎は街で次々と人々が姿を消し始めたという依頼を受ける。

亡霊に取りつかれたという写真家・久能から依頼を受けた鬼太郎。その夜、鬼太郎が同行した打ち合わせの現場で、女の亡霊が久能を襲う。それを退けた鬼太郎は、亡霊の正体が死体に取りつく妖怪・魍魎だと気づく。

ハロウィンを控えた街の路地裏を歩くねずみ男の前に、バックベアードの息子だと名乗る不気味な影が現れる。その正体は西洋妖怪のこうもり猫だった。こうもり猫はバックベアード復活のために血液を集めていて…。

人間が皺だらけになって意識を失う奇病がはやり始めていた。そんななか、まなは同級生の努の様子がおかしいことに気づく。さらに努の母親の様子もおかしいことに気づき、まなは鬼太郎にそのことを相談する。

ひでり神は漫画好きが高じて自分でも描くようになり、できあがった原稿を出版社に持ち込み始めた。しかし、容姿に驚かれて誰も受け取ってくれない。そんなある日、週刊少年マシンガンの副編集長・角富と出会い…。

巷で謎の集団老化現象が発生。その現象が起こった者全員が「美ビ美」印の若返りクリームを使用していたことがわかる。鬼太郎たちは事態を収拾するため、クリームを製造している妖怪ぬっぺっぽうのもとへ向かう。

若者が不気味な仮面の妖怪に襲われて行方不明になる事件が相次ぎ、鬼太郎は調査に乗り出す。その矢先、まなが妖怪の襲撃に巻き込まれてしまう。鬼太郎たちにまなは助けられるが、ほかの若者は連れ去られ…。

南方の山奥にいる妖怪、通称・チンさんは「村のみんなに楽チンは生活をさせたい」と決意し、日本にやってくる。だが、全裸を理由に捕まってしまう。鬼太郎とまなに助けられた彼は仕事を探し、やっと採用されるが…。

ある日、富士山の周辺に巨大な眼球が出現したことで人々はパニックに陥る。ただ浮かんでいるだけで何もないものの、鬼太郎は事態を収拾するため動きだす。その途中、鬼太郎は妖怪を研究している男・門倉と出会う。

クリスマスが迫るなか、子供の失踪事件が相次いでいた。そんなある日、まなは蒼馬たちと出会うが、わずかな隙に大翔が姿を消してしまう。彼を捜す2人は、不気味なサンタとミイラ化した大翔を見つけ…。

始業式の帰り、お腹が空いたまなは両親が喫茶店を経営している友人・綾の家へ遊びにいく。だが、喫茶店に客の姿は全くない。そこでまなは店に居座る貧乏神の姿を見つけてしまう。その姿が綾にも見えてしまい…。

アルカリユリコに振られた上に「薄っぺらい」と言われた一反もめん。慰めてもらおうと鬼太郎の家に行くと、鬼太郎はねこ娘と出かけていた。傷心の一反もめんのもとへまた新たな事業に手を出したねずみ男が現れ…。

鬼太郎たちのもとに「手を盗まれた」という依頼人・陽子がやってきた。彼女の首には、自分で自分の喉を絞めた跡がくっきりと残っていた。目玉おやじは手の目の仕業であると推測するが、納得いかない部分があった。

鬼太郎がアイドルデビューした動画を見て驚くまな。一方、のんびりと街を歩いていた鬼太郎は突然、ファンを名乗る女性たちに取り囲まれる。怪しんで逃げる鬼太郎だが、彼女たちは地の果てまで追いかけてきて…。

世界的に有名な舞台演出家・本郷から、鬼太郎のもとへ演劇のチケットが届く。それは鬼太郎が解決した52年前の事件を題材に、若き日の本郷が手掛けた舞台「アンコールワットの霧の夜」のものだった。

テレビディレクターの奥田は仕事で良い結果が出せず、息子の陽介も奥田の番組よりもネットの動画ばかりを見ていた。そんな状況に肩を落とす奥田に、ねずみ男が良いネタがあると話を持ちかけてくる。

2月29日、世界は壊滅していた。破壊された東京で満身創痍のねこ娘と目玉おやじを、吸血鬼化した人々が取り囲む。その中には吸血鬼化した鬼太郎とまなの姿もあった。大切な彼らに対して何もできないねこ娘だが…。

慰安旅行を急きょキャンセルしたねずみ男に代わって、まなは鬼太郎たちと共に妖怪専用の宿・不死見温泉へ出かける。温泉を満喫する鬼太郎たちだったが、突如宿の周りが不穏な音に包み込まれて…。

復活したバックベアードは、ぬらりひょんと手を組んで1つの街を消滅させる。それをきっかけに人々の妖怪への憎悪は膨れ上がる。そして妖対法が成立し、政府は妖怪テロリストたちを次々に滅ぼしていく。

鬼太郎たちの説得も意味をなさず、人間と妖怪の争いは激化してしまう。全てが思惑通りに進んだぬらりひょんとバックベアードは、その様子を高みから見下ろしていた。そこでぬらりひょんはワインを取り出し…。

零と伊吹丸の術、そしてねこ娘の命を使うことで、異次元の地・あらざるの地への入り口が開く。まなは鬼太郎を探して、この世でもあの世でもないその場所へ足を踏み入れる。そしてようやく鬼太郎の姿を見つけるが…。