機動警察パトレイバー

汎用人間型機械“レイバー”。続発するレイバー犯罪に、警視庁は特殊車両２課、通称パトレイバーを新設していた。ある日、太田と遊馬は、若い婦警・泉野明に出会う。

養成学校にてイングラムの研修を受けていた第２小隊の隊員たち。中でも、最終日の模擬戦によって今後の配置が決まると聞いた野明は大ハリキリ！ はたしてパイロットの座を勝ち取れるのか!?

特車２課が置かれているのは、人跡未踏の埋立地。特車２課の隊員は、整備班の高速艇を漁船にして食糧難を解決していたが、何と高速艇が漁の帰りに座礁、さらに太田が２号機の操縦ミスをして…!?

なぎ倒された木々と、激しく破損した「クラブマン」、そして森にこだまする不気味な唸り声。通報を受けた第２小隊は、早速捜索を開始。山林へと分け入るが、見つけ出した唸り声の主の傍らには…!?

試作戦闘用レイバー「HAL-X10」が、評価試験中に暴走を始めてしまった！ 事態を極秘裡に処理すべく、尻拭いの役が第２小隊に回ってきたが、重装備の軍用レイバーに勝てるはずもなく…!?

建設中の都市型高層建築物タワーシティで、大規模な火災が発生。しかも視察中の某国外相一行が、地上200mに閉じ込められてしまった！ 救助命令を受けた第２小隊は、屋上のクレーンを使い…!?

旧式レイバー「97式改パイソン」で、レイバー犯罪に挑み続ける第1小隊に、最新鋭のレイバー「SRX-70」の試験導入が舞い込んできた。しかし、この試験導入の背後には、黒い影が潜んでいた…！

渋滞解消の切り札、首都環状20号線の建設現場が破壊された。調査に乗り出した野明たちは、東京近郊の鬼降村に向かうが、そこは古くから伝わる鬼伝説の舞台だった！ これは本当に祟りなのか？

第２小隊に舞い込んだ依頼、それは、テロリスト・犬走一直によるソビエト軍最新鋭レイバー「ドシュカ」奪取の阻止だった。野明と遊馬は「ドシュカ」が隠されているという酒田に向かうが…!?

「50年のクリスマスを探しにいく?。」クリスマス・イブの夕刻、香貫花の祖母・レイは、そうメッセージを残して姿を消した。一方、東京テレポートでは、全ての通信、交通が途絶してしまう。

謎に包まれた敵レイバー「ファントム」の電磁波を正面から浴び、作動不能に陥る２号機。野明は１号機で奮闘するが、戦力差に苦戦する。一方、松井と進士は米軍立川基地の跡地でレイを発見する。

燃える正義の射撃バカ・太田に見合いの話がやってきた。しかも相手は美人で良家のお嬢様！ 張り切って見合いに臨んだ太田は緊張のあまりドジを重ねるが、意外にもデートのお誘いが！

中東の産油国・オアシスより、レイバーマニアの皇太子、ウル王子殿下が“おしのび”で来日。第２小隊に体験入隊して大はしゃぎ。しかし、盗難されていたレイバー「ブロッケン」が出現して…!?

つまらない事件で大損害を出したせいで、香貫花と野明が大激突！ 隊の人間関係に問題あり、と南雲の説教をうけた後藤は、若い隊員たちを日本の伝統的トラブル解決法（？）の屋台酒に誘うが…!?

ある日、東京湾に１頭のザトウクジラが迷い込み、第２小隊が野次馬整理のために動員された。試行錯誤の挙句、山崎のアイディアでクジラは湾外に出たかに見えたが、なぜか再び戻ってきてしまう。

札幌の雪祭りの設営協力に駆り出され、はるばる北海道にきた野明たちは、レイバー嫌いの少年・サトルに出会う。そんな折、過激環境保護組織・地球防衛軍の下部組織による爆弾テロが予告された！

後藤隊長の身辺を騒がせる、何者かによる怨念がらみのイタズラ。隊員たちは後藤の過去に興味を持ち始めるが、何を試してもはぐらかされるばかり。野明と香貫花で尾行しても見つかってしまい…!?

第２小隊に、国民的アイドル“妹にしたいタレントNo.１”の松本加奈が１週間だけ訓練にやってきた。大ファンの太田をはじめ大喜びの男子隊員に対し、野明はアルフォンスを転倒させられカンカン!!

直径40kmにも及ぶ建設中の巨大地下都市“東京ジオシティ”で爆弾テロが発生、犯人が残りの爆弾を抱え最下層に籠城した。後藤は、香貫花の２号機と野明の１号機に進入を命じるが…!?

ひょんなことから野明と遊馬が仲違いを始めた矢先、陸自レイバーが正体不明のレイバーに破壊される。東京テレポートに現れた「ファントム」の情報を受け、第２小隊は伊豆大島へと向かうが…!?

海底から大島に再上陸し、海岸警備を突破して内陸に移動する「ファントム」。自衛隊と第２小隊による追撃が始まるが、不破の率いる空挺レイバー小隊も太田の操縦する２号機も返り討ちにあう。

レイバーの安全運転の講習会に駆り出された特車２課の前に、レイバーコレクターの極道の親分が現れた。彼のレイバーの初期設定を手伝ったことから、野明はやたら組長になつかれてしまう。

香貫花に内緒で送別会の準備をするべく、自宅に忍び込んだ第２小隊の面々は、香貫花がNY市警へ提出するレポートを見つけた。彼女がつけた小隊メンバーの評価に興味津々の隊員たちは…!?

帰国の日を迎えた香貫花を見送る第２小隊。しかし香貫花が搭乗した飛行機が離陸直前にハイジャック！ 何の因果か、犯人の要求は以前逮捕された犬走一直の解放であった。

太田の２号機を指揮するようになった進士は、胃痛に悩まされる日々を送る。自信を持てなくなっていた彼だが、ヘッドハンティングによる転職の誘いを受ける。果たして、進士が選ぶ道は？

第２小隊に新たに配属された熊耳武緒は、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の優等生。彼女に対しコンプレックスを抱く野明。そんな中、出動命令が下る。しかも熊耳が２号機を指揮することに。

特殊な状況下での作戦や災害救助の参考にもなると、老朽化した倒壊寸前のビルを訪れた第２小隊。そこは様々な時代で数々の忌まわしい事件が起こった、いわくつきの場所だった。

休日のデート（？）でゲームセンターを訪れた野明と遊馬は、怪しい２人組に遭遇する。見事なゲームテクニックを披露する陽気な中年・内海と無邪気な少年・バドの２人組。果たして彼らの正体は？

食事、それは生命の維持に必要不可欠な行為。陸の孤島に存在するため、特車２課の食糧事情は最悪である。食料のライフラインに些細な綻びが生じたとき、彼らの日常は容易に崩壊を始めた。

小笠原で訓練していた自衛隊レイバー部隊が謎の黒いレイバーにより全滅。何者の仕業か？ 一方、廉価版レイバー導入計画に納得できない特車２課の面々。そして舞台は東京国際レイバーショウへ！

第２小隊が警備する国際レイバーショウには警察上層部が次期機種候補と考える篠原重工の「AVS-98 エコノミー」も出展。ショウ後に「AVS-98」を試乗する遊馬。そこを襲撃する「グリフォン」!!

国際レイバーショウでグリフォンの襲撃により深刻なダメージを受けた第２小隊。そこに、「グリフォン」らしき機体が千葉に墜落したと報告が入るのだが…。内海率いる企画７課の暗躍が明らかに。

内海の上司、徳永専務は、内海と「グリフォン」の保護をシャフトお抱えの警備組織SSSに命ずる。その手を逃れて海路から東京を目指す内海たちと「グリフォン」は、SSSのレイバーと対決する！

“バビロンの城門”では「グリフォン」と「イングラム」、そしてSSSのレイバー隊との混戦が続く。SSSの爆弾によりダメージを受ける「グリフォン」と「イングラム」。果たして、戦いの結末は!?

メインモニターが故障した野明の「イングラム」だが、太田とひろみの援護もあってバドの「グリフォン」と殴り合い勝負！ 遂に内海はバドに撤退を指示する。SSSのトップも内海の処遇を決める。

「グリフォン」との死闘を終え、第２小隊はレイバー隊員研修学校にて訓練を受けていた。達成感を得ぬまま「グリフォン」事件の終結を迎えた野明は、自分のポジションや能力にひとりで思い悩む。

街を壊して車両を破壊する、悪評高き第２小隊。その補償に絡んで、遂に保険会社から調査員が第２小隊にやってきた。太田をはじめとする隊員たちは、戦々恐々とするのだが…!?

特車２課の“食糧事情”を起点にして描かれる彼らの日常における闘争。しかし今度の舞台は…地下ダンジョンだ！ 食料盗難事件の犯人を追って地下に下りた進士と太田からの連絡が途絶えた！

特車２課へ導入が検討される新型レイバー「AVS-98 MARKII」 のテストに参加する野明、太田、第１小隊の五味丘。太田や五味丘の評価は好評の新型機だが、野明の評価は異なっていた。

真夏の盛り、海岸地域の警備に出動する第２小隊。遙か古代に絶滅したはずの首長竜プレシオサウルスらしき海獣により漁船が沈められたというのだが…。果たして海獣の正体は？

バビロン・プロジェクト・ディベロッパー・コンベンションが開かれている会場の爆破狙いでやってきたテロリストたちだが、自らのミスで倒壊の危機があるラウンジ最上階に取り残されてしまう。

レイバーによるキャッシュディスペンサー強奪事件が続発。現場に残された落書きから、後藤の脳裏に浮かぶ過去の事件。犬走一直と猫渡銀次、猿滑三吉のテロリストを相手に立ち向かう第２小隊。

野明がテレビの「働くお嬢さん」に出演することに。実際に収録が始まり、醜態だけは見せまいと悪戦苦闘する野明だがうまくいかない。そんな折、作業用レイバーを奪った男の自殺騒動が発生する。

香貫花を隊長とするニューヨーク市警レイバー隊へ最新の技術を伝えるため、整備班のシゲに渡米の辞令が下る。そして訪れたニューヨークでは、予想を上回る光景が展開される。

空挺レイバー隊の「99式ヘルダイバー」の演習を見に自衛隊の総合火力演習を訪れた第２小隊。彼らを呼び止めた自衛官の案内で向かった格納庫にいたのは、ヘルダイバー部隊の隊長、不破だった。

第１小隊に、篠原重工の最新鋭レイバー「AV-0」が導入されることが決定した。あらゆる面で「イングラム」の能力を凌ぐ新型機。その姿を見る野明の胸の内に沸き起こるのは、いかなる感情か…!?

出動するたびに評価が高まる、第１小隊の「AV-0」。それと相反するかのように沈んでいく野明の心。そんな中、苫小牧に帰郷する野明。そこへ第１小隊援護のため、緊急出動の命令が下る！